アコースティックギターを始めるのに最低限必要なものについて
アコギを始める際、必要なもの、揃えるべきものはどんなものでしょうか。
まず、当たり前ですがギターが必要ですよね。
ギター選びに関しては、質で選ぶよりも予算で選ぶのも最初のうちはOKだと思います。
いきなり高いギターを購入してしまう方もいらっしゃいますが、最初のうちは扱いも慣れていない状態ですし、お手頃価格のギターでもしっかりした音が出ますので最初は予算で選ぶことをお勧めします。
よくある、セット販売のもので十分です。
ギターのセット販売では、始めるにあたって必要なものが付属されています。
- チューニングメーター(ギターの音を旋律する機器)
- ピック
- ギター弦
- ストラップ(肩からかけるベルトのようなもの。立って弾く場合は必要)
- ギターソフトケース
- アコギ教則DVD
最低限これが揃っていれば、練習をしていくことができます。
それでは、一つずつ簡単に説明をしていきます。
チューニングメーター
略してチューナーと呼んだりします。
これは、ギターの弦を張り替えたときや、音が狂ってしまったときに、音合わせをする機器です。
さまざまなタイプがありますが、アコギで重宝するのがギターの先端に挟んで付けるクリップタイプ、振動を感知して音を合わせるタイプのチューナーです。
代表的なものにコルグの【AW-2G】や【pitchclip】というものがあります。
アコギセットを購入するとほとんどの場合、メーカーは違うかもしれませんが
チューナーもセットになっています。
ピック
ピックは右手に持って弦を弾くときに使うプラスチック製で作られたものです。
このピックには主に3段階の硬さがあり、
ハード(硬い)・ミディアム(普通)・ソフト(やわらかい)などに分かれています。
最初はミディアムくらいをお勧めしますが、のちに自分の好みに変えていってもいいでしょう。
弦への当たり具合で音の固さが変わってきますが、ミディアムでスタートするのが自然です。なんか歯ブラシを選んでいるみたいですね^^
ピックの価格は100円ほどでありますので、いろんな硬さを試すというのもいいかもしれませんね。
また大きさも大小ありますが、この辺りも好みで選んで問題ありません。
ギター弦
次はギター弦です。まず一番注意しなければいけないのは、アコギの弦はエレキギターの弦とは太さなどが違いますので、間違って購入してしまわないようにしましょう。
弦も太さがありますが、このような表示がされています。
.010 .047
これはインチでの表記であり、一番細い弦(1弦)の太さが0.010
一番太い弦(6弦)の太さが0.047の意味です。
この点は、特に覚える必要はありませんが、数字が大きくなるにつれ、弦が太いと覚えれば良いです。
基本的に、ギター購入時に弦はすでに張ってあるのが普通です。
その弦の太さがそのギターに合う太さと考えておけば問題ありません。
弦は、余分に買っておいて損はしないです。弦が切れた時、替えのものが手元にないと
練習になりませんのでテンションが下がってしまいますよね。
ですので、3パックセットや5パックセットを購入しておくのもいいでしょう。
ストラップ
必ず必要!というわけでもないですが、セットで購入する際にはほとんどの場合
一緒に付いています。肩からギターをさげて弾く場合に必要となるベルトのようなものです。
練習するときは、地べたに座って弾くか、イスに座って弾くほうが良いと思いますので、必ずしも早く手に入れなくても構いません。
ストラップは自分の弾きやすい長さに調整できますので、立って弾きたいと思ったときに手に入れれば良いと思います。
ギターソフトケース
ギターソフトケースは名の通り、ギターを入れるケースです。
持ち運びの際には絶対必要なほか、練習後ギターを保管する際に是非入れておいてください。
ギターを立てて保管しておくとぶつかって倒れてしまう可能性もあり、キズが付くのを防ぐこともできます。
購入時にはセットで付いていることがほとんどです。
アコギ教則DVD
これはこのサイトでアコギが始めての方に自信をもってお勧めしている教則DVDです。
楽器屋でセットで手に入るものではありません。
練習を始めるにあたって、必ずわからないところが出てくるのがギターです。
独学でも上達は出来ないこともないですが、やはり教えてもらうといったことが必ず必要になってきます。
本や画像ではなく、さらに人気の曲を練習していく動画でのわかりやすい講座が一番理解が早く、迷ったりしません。
アコギが初めての方なら絶対に目を通してみてくださいね。
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